後藤邦之シェフのプロファイル
日本で生まれ育ち、大分県で調理師免許を取得した、フランス料理に情熱を燃やす後藤邦之シェフは、「世界のガストロノミーのルーツに一番近い場所、フランスで働く」という夢を常に追い求めて努力を重ねています。
後藤シェフは25才のときに日本を離れてフランスに移住することを決意。その後、ヴィシーのジャック・デコレ氏、ホステルリ・ド・プレザンスのフィリップ・エチェベスト氏、プイイのアントニー・ヴァレット氏など、数々の大シェフの元で経験を積みました。これらの高名なガストロノミー業界の重鎮の元で技術を学び、磨き、高めていきました。
フランス料理に情熱を燃やし、食材をこよなく愛する後藤邦之シェフは、当然のことながら、ワインにも深い興味と関心を示し、ガストロノミーの旅は必然的にブルゴーニュ地方へと向かいました。そして、ボーヌのホステルリ・ドュ・セードルで料理長として働き始めました。1年目からすぐにゴーミヨ®ガイドでコック帽を3つ獲得すると同時に「ブルゴーニュの若き才能」としても注目されました。続いて翌年、ミシュラン®ガイドで「有望な1つ星候補」シェフとしての評価を得ました。
2012年、人生の新たなステージが始まります。後藤邦之シェフは、ヴァネッサ夫人と共にフォンテーヌブローで自分のレストラン「ラクセル」を立ち上げました。オープン後まもなく、ゴーミヨ®で「Grand de Demain 2013(未来の巨匠2013)」と評価され、2013年2月には、ミシュラン®ガイドで勤勉で質の高い仕事ぶりが認められて、見事貴重な1つ星の栄冠に輝きました。